求人の心をつかむための施策
転職者の意欲を探る効果的な質問「転職をきっかけに、いちばん変えようとしたことはなんですが」転職を機会にどれだけ変わろうとしているかどうかを探る。
「今後に賭ける意気込みを聞かせてください」今後、何をしたいと考えているのか、その姿勢の強さを探る。
「いま、最もチャレンジしたいと思うことはなんですか」前向きな姿勢がどの程度あるかを探る。
「あなたの今後の夢を聞かせてください」これからについて、どの程度期待しているかを探る。
「今回の転職は、あなたにとってどんな意味がありますか」転職をどれだけ大事な転機と位置づけているかを探る。
答える内容よりも、転職をきっかけに気持ちを切り替えようとする姿勢があるかどうかを見る。
新しい組織になじめるかを探る。
新たな仲間と打ち解け合うことができるかどうかを確認する。
仕事を一緒にするメンバーをどう思っているかチェックする。
転職者は、これまでとは違う職場で仕事をしていくわけですから、新たなメンバーとうまくやっていけるかどうかは、採用を判断する大きなポイントになります。
職場の人間関係が問題で転職する人は、かなり多くいます。
しかし、転職理由を聞いても、人間関係が悪くて転職を考えたと正直に答える人はほとんどいません。
応募者が新たな仲間とうまくやっていけそうかどうかは、面接の中で判断しなければなくません。
人間関係で問題を引き起こしそうかどうかを面接で見抜くことによく、結果的に、入社後に起こる可能性のあるトラブルを未然に防ぐことができます。
一般的に、自分が感じている不満だけを話す人は、被害者意識が強い人です。
組織になじむがどうかを探る効果的な質問。
「これまでの人間関係で、苦労したことを聞かせてください」人間関係を円滑にするために何を工夫してきたかがわかる。
「どのようなタイプの人と相性が悪いですか」相性の悪い人とどのように折り合いをつけるかがわかる。
「あなたを理解してくれない人とは、どんな付き合い方をしますか」自分を理解してもらうために、どのような働きかけをするのかがわかる。
「相手に対して感情を抑えられなくなるときは、どんなときですが」すぐ感情的になるタイプかどうかがわかる。
「メンバーとトラブルになるときは、どんなときですか」人間関係がこじれるきっかけがわかる。
抽象的な考え方だけを答えた場合には、具体的な例をあげてもらおう。
そのなかに人間関係のスタイルが現われてくる。
「私はこういう仕打ちを受けました」「こういうひどい環境で働きました」などと、自分の置かれていた状況だけを話す場合は、ほかのメンバーが悪く、私がこういう目に遭ったのはほかのメンバーのためだということを強調しています。
このような人は、自分を反省することが少なく、メンバーの責任だけを追及しがちです。
ほかのメンバーに対して、自分の行動が理解されなくて結果的に人間関係が悪くなった場合には、その気持ちが必ず話の中に現われます。
「私の気持ちが伝わらなくて残念でした」「私にも落ち度がありました」などと話す場合は、メンバーを一方的に責めないで、自分にも非があることを自覚しています。
このような人はメンバーに恵まれていなかったので、入社後の新しいメンバーとは、うまくやっていけそうです。
このほか、これまでの人間関係の質問に対して答えるときに、「感情的になる人」「同情を求める人」「長々と話す人」などは、自分中心の行動をとる可能性があります。
このような人は、相手の気持ちを理解せずに自分中心なので、環境が変わってもこれまでと同じように人間関係で不満を感じると考えたほうがいいでしょう。
組織になじむかどうか判断するチェックリスト。
自分中心の考え方になっていないか・メンバーを責めていないか・メンバーを信頼しているか・勝手に仕事を進めていくタイプではないか・不満が多くないか・明るく親しみやすいか・柔らかで落ち着いているか・考え方が違う人を受け入れそうか・メンバーと気楽に話すことができそうか・メンバーと協力していけそうか・メンバーに気軽に相談でき、相手のアドバイスを素直に聞けそうかどうかイメージしよう。
採用してもいいかどうか決断する・新たなチャレンジへの意欲を感じたら採用を決断する。
意欲の手ごたえを面接シートに記入しておく。
転職者を採用することを決断するポイントは、「これまでの経験を生かして入社後に貢献してくれそうか」ということと、「新たな環境のもとで仕事をしたいというチャレンジへの意欲をどれだけもっているか」ということです。
ただし、入社後にどのような貢献が期待できそうかということは、あくまでも推測です。
いくら面接でそのための判断材料を集めても、実際に入社してみないとわかりません。
したがって、入社後の貢献についてあまり神経質になると、考えすぎて採用を決断しにくくなります。
それに比べると、新たな環境のもとで仕事をしたいというチャレンジへの意欲は、面接の中でもはっきりと感じることができます。
質問に答える表情や態度に、新たな仕事への関心や新しい会社に対する期待などが正直に現われます。
そのような手ごたえを感じたときに採用を決断すればいいのです。
面接シートには、その手ごたえを忘れないように書きとめておきます。
転職者は新卒者と違い、いくつかの会社を経験しています。
そのため、仕事を進めるうえで、すでに自分のスタイルができ上がっています。
そのスタイルをユニークなものとして認めれば、入社後に期待がもてます。
しかし、自社と違うスタイルでクセがあると考えれば、入社後の活躍に不安を感じます。
そうすると、ユニークなスタイルを身につけている人は採用されにくくなります。
相手のスタイルをどのように考えるかは、採用方針によって決まってきます。
職場に刺激を与える人材を求めるのなら、ユニークであればあるほど歓迎でしょう。
いまの職場の雰囲気を大事にしたいなら、あまりユニークすぎる人は好ましくありません。
このような考え方を、面接シートにきっちりと記入しておくことが、最終的に採用するかどうかの判断材料になります。
条件をきちんと確認する。
退職日の確認を怠り採用ができなくなる。
20歳代後半の女性応募者は、非常に意欲があり、仕事もできそうなので、私はぜひ採用したいという気持ちになりました。
相手が積極的だったので、入社日までにはいまの会社を当然退職してくれるものと思いこみ、退職日を面接で確認しませんでした。
しかし、実は会社の引き継ぎに2カ月かかることがあとでわかり、こちらはそれまで待てません。
結局、入社は取り消しになりました。
30歳代前半の男性応募者は、電車による通勤が時間がかかるということでした。
上司は、残業もあるので無理ではないかという意見でしたが、体力もあり大丈夫だという応募者の言葉を信用して採用しました。
しかし、実際は通勤時間が数時間を超えていて、数カ月後には疲れて退職してしまいました。
私は何事も念のために確認しておくことが必要だと痛感しました。
そのためにも、面接時には冷静な気持ちで、必要なことを確認することが大切です。
パート社員を面接するポイント。
多くの応募者は働く目的が明確なので勤務条件が合えば力を発揮する。
応募理由と契約条件をしっかりと確認する。
パート社員の応募理由は、「家計を助ける」「家事だけではなく何か仕事をしたい」など、はっきりしている場合がほとんどです。
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求人の結論やまとめの段落を最初に持ってきたため、本来最初にくるべき求人についての段落の持っていき場所に困ったということでした。